クリスマスとサンタの不思議な関係

15.9.9ソリに乗るサンタ(枠・印)

クリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝うお祭りです。

「神の子が人となって生まれて来たこと」を祝います。
毎年12月25日に行い、キリスト降誕祭あるいは聖誕祭ともいわれます。

前夜の12月24日がクリスマス・イブとして
最も華やかな行事が行われます。

現代では、サンタクロースがクリスマスのシンボル的な存在になっています。

ところが、サンタクロースのモデルは
イエス・キリストではありません。

4世紀ごろに実在されたとされる、
聖ニコラウス(セイント・ニコラウス)がサンタクロースです。

オランダでは14世紀頃から
聖ニコラウスの命日の12月6日を「シンタクラース祭」として祝う慣習があった。

その後、17世紀アメリカに植民したオランダ人が「サンタクロース」と伝え、
サンタクロースの語源になったようです。


 

『クリスマスにくつしたをさげるわけ』間所ひさこ作の絵本より

むかしむかし、ミュラという町に
ニコラウスという男の子がいました。

しかし、ニコラウスのご両親が
たくさんのお金をこの子に残して
早く亡くなってしまったのです。

小さい時から神様の教えを信じて育ち
ニコラウスは、ミュラの町の司教になりました。

そして、こう思ったそうです。
「かみさまは、おたがいに たすけあえ、わけあえ、と おっしゃっている。
わたしは、じぶんの ざいさんを、
のこらず、まずしい ひとたちの
ために つかうことに しよう」

このように、ニコラウスは誓うのでした。

なぜ、サンタがプレゼントを配るの?

「ある日ニコラウスは、
貧しくて、三人の娘を嫁がせることの出来ない家の存在を知った。

ニコラウスは真夜中にその家を訪れ、
屋根の上にある煙突から金貨を投げ入れた。

このとき暖炉には靴下が下げられていたため、金貨は靴下の中に入っていたという。

この金貨のおかげで娘の身売りを避けられたのです。」

上記の逸話が由来となり、

「夜中に煙突から家に入って、靴下の中にプレゼントを入れる」という、
今日におけるサンタクロースの伝承が生まれました。

どのキリスト教会も、聖ニコラウスは
過去に実在した人物として認めています。

しかし、サンタクロースは、教会の中ではどの宗派にも出てきません。

つまり、サンタクロースは聖ニコラウスから派生しているけれど、
教会(聖書)のクリスマスには登場しません。

本来、聖ニコラウスの命日の12月6日が「シンタクラース祭」。

しかし、現在の日本では
キリストの生誕を祝うクリスマスと
聖ニコラウスの命日のお祭りが一緒になっています。

キリストの生誕と
聖ニコラウスの命日が同時に祭られ、
キリストもサンタもみんなの心の中で生きているのです。

なんとも不思議な関係となったものですね。

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